2014年11月28日金曜日

千葉県印西市、JR東日本/成田線小林駅新駅舎が利用開始/南北アクセス改善

 千葉県印西市とJR東日本が整備を進めていたJR成田線小林駅の新駅舎=写真=が完成し、市民の利用が始まった。新たな駅舎はS造2階建て延べ1028m2の規模で、改札口と南北自由通路を橋上に設けた。自由通路の北側と南側にはそれぞれエレベーターとエスカレーターを設置し、バリアフリー化を図った。設計はジェイアール東日本建築設計事務所、施工は東鉄工業が担当した。
 小林駅の所在地は印西市小林。橋上駅舎にすることで南北のアクセスを改善し、利便性を高めた。2階コンコースには水平の連続窓を設け、豊かな田園風景を眺められるようにした。自由通路の南北2カ所の階段は仮設のため、今後は本設階段を新設するとともに、既存地上駅舎や乗り換え用陸橋を解体する。
 現場を管理する東鉄工業の山田英彦所長は「無事に供用開始の日を迎えることができた。非常に厳しい工程だったが、全員のチームワークで乗り切った。工事に携わった大勢の方の努力と頑張りにも感謝している。地域社会に貢献できたことが一番うれしい」と話している。

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