2015年3月24日火曜日

イマドキ新入社員は日々ストレスとの戦い!?/会社に行くのが「楽しい」人はわずか2割/アサヒフードアンドヘルスケアがネット調査

ストレスと上手に付き合うことも社会人として必要なスキルの一つかも
間もなく新年度が始まり、多くの会社で新入社員を迎えることだろう。昨年4月に社会人生活をスタートさせた人たちも後輩ができ、「新入」の看板が取れて先輩社員として仕事に励むことになる。そんな入社1年目の人たちを対象に、食品メーカーのアサヒフードアンドヘルスケアがインターネットで実施した「新入社員のストレスと健康に関する意識調査」の結果が非常に興味深い。
 対象は首都圏に住む2014年度入社の男女300人。「働く中でストレスを感じるか」と聞いたことろ、半数以上の52・7%が「ストレスを感じる」と回答。女性の場合、この割合は58・0%と6割近くまで上昇する。
 「ストレスが原因で会社を辞めたい」と思ったことがある回答者は約4割。「会社に行くことが楽しい」と感じている人は回答者の約2割とどまり、多くの人が学生時代からの環境の変化やプレッシャーで、ストレスを抱え込んでいるようだ。ストレスを感じている人の6割は入社後、便秘や下痢といった「胃腸のトラブル」を経験。この傾向は女性の方が多く、「お腹が痛いから今日は会社に行けない…」という冗談も、人によっては冗談で済まなくなっている。
 イマドキの新入社員は、日々ストレスと戦っている。ベテラン社員にしてみれば「甘いことを言っている」と感じるかもしれないが、かつての自分もおそらくイマドキ新入社員と同じような思いをしてきたはず。 ちなみに若者世代では使うのが当たり前になっているフェイスブックやツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。職場の人たちとSNSでつながることについて、回答者の約半数が「友達になることに抵抗を感じる」としている。 この結果をどうとらえるか、先輩社員の方々も一度考えてみては?
 

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