2015年6月18日木曜日

【やっぱり百聞は一見にしかず】神奈川建協が高校生招待し現場見学会

工事関係者の説明を受けながら現場を見学
 神奈川県建設業協会(小俣務会長)は16日、県立商工高校(横浜市保土ケ谷区今井町743)の新築工事現場に県立小田原城北工業高校建設科の3年生34人(うち女子4人)を招き、現場見学会を開いた。協会が進める若年入職者確保に向けたPR活動の一環。建設科で学ぶ高校生に現場を体験してもらうことで、建設業界への就職を促す狙いだ。
  見学会に先立ち神奈川建協の渡邉一郎副会長は「建設業は何もないところに大きなものを作り上げる夢のある仕事。この機会に現場をよく見てもらい、ぜひ建設業を目指してほしい」とあいさつした。
  見学会ではまず、神奈川県県土整備局住宅営繕事務所の職員がスライドを用いて工事概要を説明。その後2班に分かれて現場内を見学した。現在は基礎工事の終盤で、工事の進ちょく率は約35%。生徒らは里見茂現場所長(渡辺組)から説明を受けながら鉄筋が組まれた柱やタワークレーンが動く様子などを熱心に見学した。
  建設中の建物はRC造5階建て延べ1万4147平方メートル。工期は16年3月31日まで。施工は渡辺組・見上工業特定JVが担当。設備工事は電気設備を扶桑・つくし・誠電社特定JV、空調設備を根布・ダイト空調・長瀬産業特定JV、衛生設備を扶桑・東海特定JVがそれぞれ担当している。設計・監理は多摩設計。

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