2015年6月8日月曜日

【結】YKKAP商品企画部・デメル・ドミニクさん


 ◇窓のことを考えるのが楽しい◇

 商品企画部で、市場調査の結果を基に商品の営業戦略を立てたり、新商品のアイデアを考えたりしている。ドイツ出身ということもあって欧州の市場調査を任されることも多く、海外事業に力を入れるYKKAPにとってなくてはならない存在になりつつある。
 13年7月に入社して約2年が経過。「さらにスキルアップして成長したい」と意欲を見せる。
 ドイツでの学生時代に、日本の現代社会について勉強していたのに加え、その後1年間の日本への留学などで日本に対する理解を深めた。YKKAPを就職先に選んだのは、「国際的に事業を展開しているから」。もともと建設産業にはなじみがなかったが、今では「窓のことを考えるのが楽しい」と笑顔で話す。
 窓に対する考え方も変わってきた。「日本の住宅の窓は、古い家ほど性能が低い。窓を取り換えるだけで冬の暮らしは一変する。性能の良い窓がある暮らしを知らないのはもったいない」。
 自身の仕事ぶりについては、「まだまだ勉強不足」と控えめに分析する。商品を企画するのに欠かせない基本的な知識や建築用語の習得をさらに進め、自分が提案した商品を発売するのが当面の目標だ。将来は「海外に出て国際的な仕事を任される」ことを夢見て仕事に励む。(窓・住宅商品企画グループシャッター・雨戸商品室、ドイツ出身)

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