2015年7月1日水曜日

【中部整備局の旬な現場・1】新丸山ダム新小和沢橋下部工(岐阜県八百津町)


 岐阜県の八百津町と御嵩町の境にある「丸山ダム」は現在、堤体の嵩上げ工事が行われている。洪水調節機能を強化して、木曽川中下流部の洪水氾濫から人々の暮らしを守るとともに、渇水時の河川流量確保や水力発電の強化が目的だ。
 新丸山ダム建設の関連事業として、中部地方整備局は工事用道路の整備やダム建設によって不通になる国道や県道の付け替え工事などを実施している。
 木曽川をまたぐ橋長240メートル、PC3径間連続ラーメン構造の橋梁を建設するための「新丸山ダム新小和沢橋下部工」は、左岸側の橋台・橋脚工事が進行中。新丸山ダム工事事務所によると「8月末ごろまでは橋脚基礎部の施工状況を、以降はその上の柱部の施工状況を見ることができる」(三輪孝司所長)という。基礎杭は直径8mで深さ15m、柱部は高さ約18m。
 工事の詳細や見学の問い合わせは同事務所総務課(電話0574・43・2780)まで。

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