2015年7月16日木曜日

【論より証拠】東北地質調査業協会が仙台工高で出前講座開く

説明を聞く高校生は真剣な眼差し
東北地質調査業協会(高橋和幸理事長)は14日、仙台市宮城野区の仙台工業高校で15年度ものづくり実践指導講座「地質調査の実際」を開いた。高橋理事長や早坂功理事、新田洋一技術委員長らが参加し、建築土木科の1年生14人を対象に講義やボーリング調査の実演などを行った。
 地質調査業の役割や重要性などについて理解を深めてもらうことを狙いに毎年度実施している。冒頭、同校の今野好彦副校長が「土の上に物を造るには、地盤がどうなっているかが分からなければいけない。土がどういう性質を有しているか、プロの方のお話を聞いて、自分なりに吸収してほしい」とあいさつした。
 高橋理事長は、地質調査業の重要性を説明するとともに、出前講座がきっかけで地質調査会社に就職した同校OBがいることを紹介し、「基礎的なことを勉強してほしい。興味を持った方が同じ道に進んでくれればうれしい」と呼び掛けた。
 続いて、新田委員長が土の種類や地質調査の方法、ボーリング調査の概要などを講義した。その後、グラウンドでボーリング調査の実演を行った。

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