2015年7月29日水曜日

【中部整備局の旬な現場・8】東海環状三輪トンネル工事(岐阜市山県北野~三輪)

三輪トンネルの掘削現場
 地域の期待も非常に大きい国道475号東海環状自動車道(西回り)事業のうち、19年度の開通を目指している関広見~高富インターチェンジ(IC)間のトンネル工事を見学することができる。
 トンネルの施工方法は、ドリルジャンボという腕のようなドリルを5本備えたトンネルならではの特殊な機械を用い、掘削面に孔を開け、火薬を装填し岩石を砕きます。砕いた岩石を搬出する際にもホイールローダという特殊な積み込み用車両を用いて、トンネル内の限られた空間で効率的に砕いた岩石を搬出用トラックに積み込みます。再びドリルジャンボを使用し、支保とロックボルトを設置してコンクリートを吹き付けます。その後、セントルと呼ばれるアーチ型の移動式型枠支保を用いて、覆工コンクリートを造ります。
 街中ではなかなか見られないトンネル工事。施工は大成建設が担当し、16年9月ごろまでが見学の旬だという。岐阜国道事務所品質確保課(電話058・271・9816)まで。

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