【幻想的な世界が堪能できる】ご用とお急ぎでない方はぜひぜひ／浦山・比奈知ダムでライトアップイベント

下流にある親水公園から見た比奈知ダムのライトアップ
（木津川ダム総合管理所・報道発表資料より）

お盆休みシーズンに入り、仕事から離れ帰省や旅行に出掛けている人も多い今日この頃。夏の観光シーズンは今が盛りという中で、水資源機構は埼玉県と三重県にある二つのダムで、１３日から幻想的なイベントを開催する。そのイベントとは、期間限定でダム堤体をライトアップする！！という、ダム好きにはたまらないもの。昼間の明るい中で見るダムとはひと味違う、幻想的で優美な姿が楽しめるはず。真っ暗な空間に浮かび上がる巨大なダム。考えただけでもたまりません。

ライトアップされた浦山ダムの堤体（昨年の様子）
（荒川ダム管理所・報道発表資料より）

浦山ダム（埼玉県秩父市）のライトアップは１３～１６日で、時間は午後７～９時。照明設備の点検を兼ねて４日間限定で実施する。ライトアップの期間中はダム下流駐車場を開放してくれるそう。混雑具合が気になる方は、同機構荒川ダム総合管理所（電話０４９４・２３・１４３１）まで問い合わせを。写真の腕前に自信のある方は、このチャンスにぜひ。

　一方、比奈知ダム（三重県名張市）のライトアップは１３～１５日の３日間。ダムで管理用水力発電で確保した電気で照明を付けるというエコなイベントだ。浦山ダムと同様、下流にある親水公園に駐車することはできるが、「ダムまでは徒歩になり、足下が暗いので懐中電灯を用意したほうが安全ですよ」と管理事務所。ライトアップの時間は午後７時３０分～９時３０分となっており、２時間も幻想的な夜の芸術が楽しめる。問い合わせはダム管理所（０５９５・６８・７１１１）まで。

　昼間の雄大な姿もいいが、夜の姿もきっとすばらしいはず。２カ所とも少し町から離れた場所にあり、夜道を自家用車で走ることになるので、行かれる方はくれぐれも安全運転を。特に帰りの運転は気を付けて、良い思い出をおうちに持って帰ってください。