2015年8月19日水曜日

【まだまだ、あぢぃ~の~】森ビルとパナソニック、虎ノ門ヒルズ(東京都港区)で〝ひんやり〟実験

設置するクールスポットのイメージ
森ビルが管理・運営する東京都港区の「虎ノ門ヒルズ」で、冷涼空間を提供する屋外設置型設備の商品化に向けた実証実験がスタートする。パナソニックが開発中の「クールスポット」を、虎ノ門ヒルズ低層部の商業エリア(ステップガーデン)に27日から9月13日まで配備する。施設利用者や来訪者の熱中症対策としての有用性などを確認し、実験成果を商品開発に反映させていく。

 クールスポットは、ミストやエアカーテン、遮熱パネルなどを用いたプレハブタイプの小屋で、夏季に屋外スペースなどに配備することを想定している。虎ノ門ヒルズに設置するクールスポットは広さ約6.7m2で、大人8人程度を収容できるという。

 将来的には保水ブロックによる打ち水効果や、太陽電池と蓄電池を備えた独立電源型システムなどを組み込み、暑さ対策ソリューションとして展開する考えだ。

 両社は急増する訪日外国人観光客へのサービス向上など、未来の都市づくりに向けたソリューション開発で連携を強化する。暑さ対策に続き、9月には多言語自動翻訳機の実証実験を都内の六本木ヒルズやヴィーナスフォートで行う。

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