2015年9月10日木曜日

【防災・減災技術、日本から世界へ】山谷えり子防災担当相が大成建設技術センター視察

津波造波装置を見学する山谷防災担当相(左から2人目)
山谷えり子防災担当相が9日、津波の日防災プロジェクトの一環として横浜市戸塚区の大成建設技術センターを訪れ、津波造波装置などを視察した。山谷氏は、同社が開発した防災・減災向け技術や施設などについて説明を受け、防災の取り組みの重要性を再確認していた。

 山谷氏を出迎えた山内隆司代表取締役会長は「気象災害、自然災害への対応は急務であり、国民の安全・安心の確保に向けた動きがますます重要になってくる。きょうの視察で少しでも何かを感じていただければ」とあいさつした。

 山谷氏は擬似的に津波を起こす国内最大級の津波造波装置(横幅12m、縦幅3・6m、高さ2・3m)での実験などを見学。視察後の記者会見で、「日本の卓越した技術を防災・減災に生かすと同時に、日本の技術力を世界にも広く発信していきたい」と述べた。

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