2015年10月8日木曜日

【供用開始が待ち遠しい】ガンバ大阪の新スタジアム、吹田市に引き渡し完了

新スタジアムは9月末、吹田市に引き渡された
(ⓒスタジアム建設募金団体)
 大阪府吹田市の千里万博公園内に建設中の「市立吹田サッカースタジアム」が、9月30日付で事業主のスタジアム建設募金団体(金森喜久男代表理事)から吹田市に引き渡された。ガンバ大阪の関係者やサポーターが待ちに待った新スタジアムも大規模な工事が完了。16年2月に予定されているこけら落とし、Jリーグ2016シーズン開幕に向け、通信機器などの搬入や据え付け・テスト、テナントの入居準備、芝の育成など、整備が最終段階に入った。

 10月10日には、工事関係者が神事を行った後、スタジアム建設のために振り込みで募金を行った寄付者を招いて、竣工イベント開催する予定。残念ながらこの日は招待者限定なので一般の来場・参加はNGだそうだ。

 完成したスタジアムを見たい、中に入りたいという方はきっと多いはず。ガンバ大阪の関係者の方に「一般向けの内覧会はないのですか?」と聞いたところ、「スタジアムツアーの実施を検討中です」とのこと。どのような企画内容になるのかは今後のお楽しみ。

 以前、ブログ管理人が参加した今はなき国立競技場の見学は、いろいろなところが見られて、感涙ものでした。ピッチから観客が鈴なりのバックスタンドを見上げた時は、いい年なのに涙腺が崩壊・・・。応援するチームの新スタジアムをじっくり見学できるなんて、うぅぅぅぅー、ガンバサポがうらやましい。

 新スタジアムは、6階建て延べ床面積6万6184㎡、収容人数が4万人。工期は13年12月~15年9月の22ヶ月間で、総事業費が140億8566万円。設計と施工を竹中工務店、コンストラクションマネジメントを安井建築設計事務所が担当した。吹田市が所有し、維持管理業務を市がガンバ大阪に委託する「指定管理者」という制度を使って施設が運営される。維持管理費は現在のところ、年間4億8000万円(大規模修繕積立金1億8000万円含む)と見積もられている。

 最後にサッカー好きの一人として、新スタジアムで迎える2016シーズンをアジア王者として迎えられるよう、心から願ってます。過密スケジュールで選手は心身共に辛いはずですが、チーム、サポーター一丸で奮闘を。 

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