2015年10月22日木曜日

【インフラツーリズムに一役】東北整備局、インフラ・フル活用プログラム始動

月山ダム(山形県鶴岡市)のライトアップイメージ
 東北地方整備局は、ダムや道の駅、港など既存のインフラを観光振興に結びつけるための取り組みを本格化させる。「インフラ・フル活用プログラム」と銘打った事業で、初弾としてダムのライトアップを展開中。紅葉で色づいたダム周辺の山々を幻想的な光で浮かび上がらせ、観光客らを引きつける試みだ。

 同局ではこれまで、国営追悼祈念公園の建設や復興道路の整備事業、スマートフォンアプリ「ガイド東北」の開発などを通じて、ソフト・ハードの両面から東北への誘客を後押ししてきた。

 東北の観光振興を重視する川瀧弘之局長の方針で、今後もインフラなどを活用した誘客促進の取り組みを展開する。

 ライトアップは、浅瀬石川(青森県黒石市)、玉川(秋田県仙北市)、御所(岩手県盛岡市)、四十四田(同)、月山(山形県鶴岡市)の五つのダムが対象で、御所・玉川両ダムは18日までに点灯を終了。

 四十四田ダムは25日まで、月山ダムは30~31日、浅瀬石川ダムは11月8日までの点灯スケジュールとなっている。

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