2015年10月30日金曜日

【明るくポジティブに】建築家・遠藤秀平氏が国内初の個展、大阪で11月に

遠藤氏が提案した「新国立競技場Ⅱ」
 建築家で神戸大教授の遠藤秀平氏=写真上=の自作と世界中の建築ミニチュア、そして新提案「新国立競技場II」などを展示する「ENDO SHUHEI ワールド・ミニチュア・ワールド展」が、11月14~22日に大阪市北区中之島5の「de sign de >」で開かれる。遠藤氏の個人展はわが国では初めて。イタリアの出版社の招きで昨年6月、ミラノで開催された建築作品展はドイツ、フランス、英国などを巡回、今回がい旋帰国する。時間は午前11時から午後7時まで。

イタリア・ミラノで開催した展覧会
 会場で開くイベントとして13日、「みんなが知らない遠藤秀平を探す」をテーマに建築家の倉方俊輔大阪市立大准教授と遠藤氏が対談。21日には「建築家の対話-ミニチュア、住宅、ワールドをめぐって」について倉方准教授と建築家・島田陽氏、遠藤氏が語り合う。時間はいずれも午後6時から。



 遠藤氏は「より多くの人たちに建築に関心を持ってもらいたいと考え展示会を企画した」と開催目的を説明。「新国立競技場II」については「建築がわが国や世界に役に立てるチャンスなのに、ネガティブに語られすぎている。こういう時だからこそポジティブな提案を行うべきだと考え、自ら実践してみた」と語っていた。

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