2016年2月3日水曜日

【330人が参加】札幌市で建設業女性活躍推進フォーラム

◇活躍の場、まだまだある◇

 女性が働きやすい職場づくりについて議論する「建設業女性活躍推進フォーラム」が1日、札幌市中央区のポールスター札幌で開かれた。

 道内の建設業などで働く女性約330人が参加。パネルディスカッションなどを通して仕事をする上での悩みを共有し、女性が働き続けることができる魅力ある職場について話し合った。

 フォーラムは道内の行政機関や建設業団体などで構成する北海道建設産業女性活躍推進協議会が主催。女性比率が少ない建設業などで働く女性にとって、情報共有の契機となることを目的に開かれた。

 主催者を代表してあいさつした北海道建設業協会の岩田圭剛会長は「当協会が15年10月に実施した会員向け調査の結果によると、就労者全体に占める女性の割合は7・4%と全国平均の約12%を下回っている」と道内建設業の女性進出が遅れている現状を指摘。「しかし意欲がある女性が活躍できる場はまだまだある。女性の入職は建設業のイメージアップにもつながる」と述べ、業界を挙げた女性の活躍推進に意欲を見せた。

 パネルディスカッションでは、丸彦渡辺建設の山岸佳純さん、砂子組の山本寛子さん、木浪鉄筋工業の木浪裕子さん、丸豊陸運の垂石勝美さんがパネリストとなり、仕事のやりがいや、結婚・出産などのライフイベントを通した働き方について意見交換した。

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