2016年2月8日月曜日

【凜】フジテック・首都圏統括本部・松尾亜矢子さん

 ◇お客さまの喜びが仕事の原動力◇

 入社から7年目。一貫して昇降機の保守メンテナンスの契約や、部品交換の提案などアフター部門全般の営業に携わってきた。「エレベーターの機能向上の提案がお客さまから高く評価され、喜びの声を聞くのがやりがい」と話す。

 最近では、地震発生時に止まったエレベーターを自動復旧させる機能を付ける提案が採用された。施工した後に地震が起き、利用者から「長時間止まることなく、すぐに動いた」と喜びの声が寄せられたという。

 営業先はビルオーナーやビル管理会社など多岐にわたる。そのため、それぞれのニーズに合った知識や提案が求められるが、専門的な部分ばかりを深掘りするのではなく、「お客さまが今、何を求めているかを敏感にキャッチできるように心掛けている」という。

 就職活動の際、「昇降機は生活に密着していて今後も世の中に必要とされていく社会的インフラ。とても魅力を感じた」と振り返る。

 入社当時は同じ部署に女性がほとんどいなかったのに加え、建設業界の知識も皆無に近かった。「分からないことだらけだったが、勉強を重ね、お客さまとの信頼関係が構築できた時はうれしかった」。

 キャリアを積んで、顧客にもっと満足してもらえる提案をしていくのが目標だ。「今以上に女性ならではの感性で提案を行い、『安全安心』のブランドを向上させることを心掛けたい」。

 (東サービス営業部係長、まつおあやこ)


1 件のコメント :

  1. インフラに貢献されている、と感じました

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