2016年3月3日木曜日

【土木のチカラ】静岡県、インフラストック効果の事例集発刊

 静岡県は、社会資本整備によるストック効果事例集「伝えたい、静岡県、土木のチカラ。」を発行した。社会資本の必要性や整備効果について、写真やグラフを多用し分かりやすくまとめた。学校での出前講座や企業誘致活動などさまざまな場面で活用し、県の優位性をPRする。

 事例集は、社会資本の整備によって大きな効果を発揮していたり、これから社会資本整備を進める地域で想定される効果など25の事例を紹介。大井川を渡河し島田市と藤枝市を結ぶ「はばたき橋」の整備では、周辺道路の渋滞が大幅に緩和され周辺地域への工場進出や島田市内の住宅・店舗の新規立地増、空港と藤枝駅を結ぶバス路線の新規開設など地域の活性化に大きく貢献していることを説明。

 「多自然川づくりで名勝復活!白糸の滝」は、富士宮市と連携し老朽化した土産物店移設や多自然護岸工事など世界遺産にふさわしい自然空間を整備した結果、観光スポットとしての魅力がアップし来訪者が1・3倍に増加したことなどを紹介している。

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