2016年3月17日木曜日

【〝技〟の見せどころ】首都高1号羽田線大師橋架替DB、5月にWTOプロポ公告


 首都高速道路会社は、老朽化した首都高速道路の大規模更新事業の一環で、全面架け替えを計画している高速1号羽田線・高速大師橋(東京都大田区~川崎市川崎区)の実施設計と工事を一括で発注する公募型プロポーザル(WTO対象)を5月上旬に公示する。

 技術提案審査・価格等交渉方式(設計交渉・施工タイプ)を採用。優先交渉権者を9月上旬に決める。実施設計の完了後に価格交渉を経て工事契約を締結し、17年11月上旬の着工を目指す。

 16日に高速大師橋更新事業の契約手続き案を公表し、事業計画や参加条件などの概要が示された。5月上旬の契約手続きの開始後、更新事業への参加希望者は6月上旬まで参加申請書を、7月下旬まで技術提案書と概算工事費内訳書を提出する。

 技術提案では工事目的物の構造と施工法(上部工は鋼3径間連続鋼床版箱桁を採用)について、民間の優れた技術・ノウハウを幅広く求める考え。迂回(うかい)路となる仮橋の有無など、施工条件の詳細は現在検討中だ。

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