2016年6月8日水曜日

【提携紙ピックアップ】建設経済新聞(韓国)/海外市場で受注不毛地開拓に注力

韓国・国土交通部が中南米、アフリカ、欧州といった韓国企業の建設受注が相対的に少ない新市場への進出などに拍車を掛けている。

 同部によれば、建設政策局海外建設支援課に書記官、事務官、主務官(訳注=それぞれ課長級、課長補佐級、係長級)各1人ずつ合計3人を補充。海外建設支援課の「新市場支援チーム」(仮称)に配属され、国土政策課で国土総合開発計画業務を担当していたハ・チャンフン書記官がチーム長になった。チームは、韓国建設業界では相対的に新市場である中南米、アフリカ、欧州での市場開拓と中小・中堅建設・エンジニアリング会社の進出を支援する業務を担当する。

 15年の韓国建設会社の海外受注総額は461億4435万ドルで、うちアジアと中東で80%近くを占める。一方で、アフリカ、欧州、太平洋・北米、中南米は1桁台にとどまっている。

 パク・ビョンソク海外建設支援課長は「新市場支援チームを通じて、海外建設の新市場に進出しようとする業者に対し、妥当性調査費用と受注交渉費用を支援して、実際の事業化に結び付くよう積極的に支援する」としている。同課は中東とアジア担当組織も地域別に細分化した。 

CNEWS 5月30日)

0 コメント :

コメントを投稿