2016年7月26日火曜日

【回転窓】座り仕事と立ち仕事

もし、仕事を2種類に大別せよと言われたら、「立ってする仕事」と「座ってする仕事」に分けるのも一つの分類方法になるかもしれない。途中で立ったり座ったりはあるにせよ、主要部分はおおむね二つに分けられるのではないかと思われる▼大企業や外資系企業などで最近、普通は座ってするオフィスでの仕事を立ってできるようにする職場が増えているという。新聞や雑誌でそんな様子がしばしば紹介されている。天板の高さを電動で変えられる机を導入し、立ったり座ったり▼長時間の座りっ放しは腰などへの負担が大きく、心身両面の健康に良くないだろう。座っている時間が長いほど死亡リスクが高まるとの研究結果も海外などにはあるらしい▼気分転換で作業能率がアップしたり、社員同士の会話が増えて新しいアイデアが浮かんだり…。生産面での立ち仕事の効用を指摘する声も多いようである▼さて、古色蒼然(そうぜん)とした当編集部にはしゃれた昇降デスクなど無いので、拙稿はもちろん座り仕事。たまに立って書いてみれば、新たな発想で読者をうならせるコラムになる可能性もあるが、保証はできない。

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