2016年10月6日木曜日

【完成予定は19年6月】東京国際展示場増築(江東区)、清水建設JVに

東京都財務局は5日、「東京国際展示場(28)増築工事」の一般競争入札(WTO対象)を開札し、落札者を306億円で清水建設・錢高組・村本建設・共立建設JVに決めた。

 技術提案型総合評価方式の適用案件。12月の定例都議会で契約締結の承認を得る。17年1月の着工、19年6月の完工を目指す。

 工事場所は江東区有明3の11の1ほか。東京国際展示場(東京ビッグサイト)の西展示棟南側の敷地に、増築棟と呼ぶS造5階建て延べ5万1199平方メートルの新展示棟(連絡通路含む)と、S造7階建て延べ1万5296平方メートルの立体駐車場を建設する。

 新展示棟内には四つの展示エリアを設ける計画で、1区画で縦72メートル、横72メートル、高さ10メートルの規模を確保する。駐車場の収容台数は600台程度を想定。工期は19年6月20日まで。予定価格は321億9000万円だった。

 基本・実施設計を担当しているのは佐藤総合計画。東京ビッグサイトの施設管理は都、イベント運営は運営会社の東京ビッグサイトが担っている。「東京国際展示場(28)増築空調設備工事」「同(28)増築電気設備工事」の入札2件(WTO対象)は6日に開札する。

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