2016年10月7日金曜日

【最新設備に興味津々】設備女子会、都内で施設見学会開く

 建築設備技術者協会(JABMEE)の「設備女子会」(設女会、徳弘洋子会長)が5日、東京都千代田区のオフィスビルなどで「設備女子会見学会」を開いた。

 設計事務所やゼネコン、設備工事会社、団体などさまざまな職場で働く女性40人が参加。大手門タワー・JXビルと大手町フィナンシャルタワー内の建築設備などを見学した。

 見学会の冒頭、徳弘会長は「きょう見るのは最近竣工した建物2棟。普段はなかなか目にすることのない設備なども見学できるので、楽しみながら今後の技術の向上に役立ててほしい」とあいさつした。

 大手門タワー・JXビルでは、皇居のお堀の水を1日で3000立方メートル浄化する高速凝集沈殿装置などを見学。5月に竣工した大手町フィナンシャルタワーでは大型の非常用電源設備や電力設備、自動の立体駐輪場などを見て回った。

 参加者からは「普段は見ることができない特別な設備を見学でき、新鮮だった」「電気設備の工事に携わっているが、ここまで大きな設備は見たことがなく、興味深かった」などの感想が聞かれた。見学会後には千代田区内の飲食店で交流会も催され、参加者同士が親睦を深めた。

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