2016年11月7日月曜日

【凜】大建工業マーケティング部・桑山明希さん

 ◇必要な情報を確実に提供したい◇

 大学時代は農学部に学び、主に樹木に関する研究に打ち込んだ。就職活動の際、木材活用に積極的に取り組み、国産木材を使った製品を販売している大建工業に引かれて入社を決めた。入社から2年目。

 現在は、高齢者住宅フェアなどの展示会のプロモーションや、全国にあるショールームの展示企画、建築系雑誌の広告記事の作成など、幅広く担当している。

 製品の展示企画を行う際、開発担当者の思いをすべて盛り込めないことがジレンマだという。パネル1枚にも開発担当者の考えや思いが込められているだけに、情報を取捨選択しながら展示方法を試行錯誤する。製品に関する知識を増やし、必要とされる情報を確実に提供できるよう努力する毎日だ。

 限られたスペースの中で考え抜いた製品展示が出来上がった時のやりがいは格別。「お客さまからの評判が良かったら、とてもうれしい。仕事のモチベーションアップにつながる」と笑顔で話す。

 職場の上司・同僚に優しい人が多く、悩みがあればすぐに相談している。「親身になって相談に乗ってくれる人が多いので、仕事を進める上でとても助かっている」。

 将来の目標は「公共分野の製品の知名度向上に携わること」。住宅建材メーカーのイメージが強かった大建工業だが、最近は住宅に限らず公共施設など幅広い分野への製品供給に力を入れている。製品の訴求力を高める効果的なプロモーションへ知恵を絞る日々が続く。

 (くわやま・あき)

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