2016年12月16日金曜日

【トンネルにシャボン玉いっぱい♡】前田建設中部支店、地元保育園児招きトンネル現場見学会

 前田建設中部支店は14日、岐阜県高山市内で建設を進めている中部縦貫自動車道上野トンネル工事の現場に地元の保育園児を招き見学会を開いた。

 ドリルジャンボのアームを動かし、トンネルの掘削方法などを分かりやすく説明するとともに、トンネル切羽手前でシャボン玉遊びなどを行い、交流を深めた。

 見学会には地元の三枝保育園の園児78人(3~5歳)と先生10人が参加。バスで切羽手前まで園児たちを案内し、安全のために敷かれたマットの上で「カエルの体操」やシャボン玉遊びなどを現場職員と一緒に行った。ドリルジャンボのアームを動かして実際に側壁を掘削すると、園児たちは興味津々に目を輝かせ、「すごい」と歓声を上げた。

 同工事の椙山孝司所長は「みんなも砂場でお山をつくってトンネルを掘ったことがありますか。向こうが見えるようになることを貫通と言います。このトンネルも来年1月に貫通します。みんなが車の運転免許を取得するころには、この道路を走ることができます」と声を掛けた。園児たちは最後に「楽しかった。ありがとうございました」と大きな声でお礼のあいさつをした。

 同工事は中部縦貫道(長野県松本市~福井市)の一部となるもので、高山市内に上野第1トンネル(延長480m)と同第2トンネル(延長320m)を新設する。発注者は中部地方整備局高山国道事務所。工法はNATMで発破掘削。掘削断面は79.5m2。工事の進ちょく率は38%(13日現在)。見学会は第1トンネルの切羽(450m地点)付近で行われた。貫通は来年1月中旬。同2~3月に第2トンネルの工事に着手する予定だ。

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