2016年12月21日水曜日

【五輪施設、整備へ前進】東京都、2施設の関連業務で委託先決定

大井ホッケー競技場の完成イメージ
(提供:東京都、16年6時点)
東京都財務局は、「大井ホッケー競技場(仮称)(28)新築及び改修工事実施設計」の委託先を7000万円で梓設計に決め、19日に随意契約を結んだ。同社は基本設計も受託していることから、設計内容に一貫性を持たせるため実施設計も任せることにした。

 2020年東京五輪のホッケー会場として、大井ふ頭中央海浜公園(品川区八潮、大田区東海)内に新規整備する恒設施設「大井ホッケー競技場」の実施設計を委託する。メインピッチには観客席を含むメインスタンドを新築。サブピッチでは既存スタンドの内外装や設備の改修、エレベーターの増設などを行う。履行期限は17年12月7日。

海の森水上競技場の完成イメージ
(提供:東京都、16年5月時点)
東京都財務局は、「平成28年度海の森水上競技場DBアドバイザリー業務(その1)」の委託先を2310万円でパシフィックコンサルタンツに決め、19日に随意契約を結んだ。同社は2020年東京五輪のボート・カヌー会場「海の森水上競技場」(東京臨海部)の基本設計を受託していることから、実施設計・施工者への支援業務を任せることにした。

 海の森水上競技場は、東京港の埋め立て地の間を流れる水路を活用して建設される。支援業務の内容は▽業務方針の作成▽スケジュール管理▽設計変更への対応▽監督補助-など。履行期限は17年3月30日。

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