2017年1月27日金曜日

【「いい住まい・いい暮らし」実現に貢献】LIXIL、主要事業開始から50年

国産初のシャワートイレ「サニタリナ61」
国産初のシャワートイレ、画期的なアルミサッシ…。高度経済成長期から日本の住宅の近代化を支えた製品を供給してきたLIXILが今年、主要な事業を開始した1967年から50年を迎えた。大きな節目を迎え、今後、豊かな暮らしを支える製品づくりに一段と力を入れていくとしている。

 1967年3月にINAX(当時)がシステムバスルームの量産を開始。銭湯を利用する文化から、個人がそれぞれ住宅に設けた風呂を利用する生活への変化に合わせ、工期が短く手軽に設置できる浴室のニーズにいち早く応えた製品の供給を開始した。

 同年9月には日本建具工業(後のトステム)がアルミサッシの一貫生産を開始。高度成長期に次々と住宅が建てられ、アルミサッシの需要が増える中で一貫生産体制を構築し、市場へ供給した。

 さらに同年10月には、INAXが国産初のシャワートイレ「サニタリイナ61」を発売した。当時医療機器として使われていたものを一般住宅でも使用できるように改良。世間にシャワートイレを普及させた。

 「お客さまのいい住まい、いい暮らしの実現に貢献したい」という思いが同社を支えてきたという。引き続き「いい住まい・いい暮らし」の実現に、ものづくりの側面から寄与していくという。

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