2017年1月23日月曜日

【今、熱海が熱い!】東京ドーム、熱海後楽園ホテル(静岡県熱海市)に新館


 ◇設計は竹中工務店、7月着工へ◇

 東京ドームは、静岡県熱海市に所有している「熱海後楽園ホテル」の敷地内に新たな宿泊施設や日帰り温泉施設などで構成する新館を建設する。

 施設規模はS造8階建て延べ約1万7000平方メートルを計画。設計を竹中工務店に委託して進めている。開発対象地にある既存建物の解体工事を経て、7月の着工、19年春の開業を目指す。施工者は未定。

 同ホテルの所在地は和田浜南町10の1。敷地内では18階建ての「タワー館」が営業している。新館は、昨年8月末に営業を終了した「みさき館・ホール棟」の跡地に建設する。現在、みさき館・ホール棟の解体工事が竹中工務店の施工で進められている。

 新館には、100室を備える宿泊施設、相模灘を一望できる熱海エリア最大級の日帰り温泉施設、「伊豆」をテーマにした飲食・物販施設などを入れる。屋外には季節ごとのイベントを開催できるテラスや憩いの広場を設ける。総事業費は約110億円を見込んでいる。

 新館の施設名称は未定。運営は同社グループの東京ドーム・リゾートオペレーションズが手掛ける。同社は「昨年リニューアルしたタワー館とともに、旅行者のさまざまなニーズと期待に応える複合型リゾート施設の誕生を目指す」としている。

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