2017年3月30日木曜日

【八紘学園が用地提供了承】札幌市、日本ハム新球場建設候補地2カ所提示へ

プロ野球チーム、北海道日本ハムファイターズによる新球場建設構想に関して、札幌市は早ければ4月にも建設候補地として市内の八紘学園周辺地域(豊平区)と北海道大学構内(北区)の2カ所を日本ハムに提示する考えだ。

 秋元克広市長が23日の定例会見で2カ所を建設候補地として球団側に提示する意向を表明したことに対し、土地所有者である八紘学園は28日、用地提供を了承することを市側に伝えた。

 八紘学園の木村宏理事長は市側への説明後、「市民の皆さまが楽しめるような公共用地として使っていただくことに異論はない。日本ハムという特定のところに土地を提供することについては、札幌市が責任を持って進めてほしい」と話した。

 日本ハムは現在の球団本拠地である札幌ドーム(札幌市)を撤退して独自の球場の建設を計画。18年3月までに方向性を示すとしている。

 新球場の建設候補地には札幌市のほか北広島市が名乗りを上げている。北広島市は昨年12月、建設地に関する提案書を日本ハムに提出。「きたひろしま総合運動公園」への誘致に向けて球団と協議を進めている。

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