2017年4月19日水曜日

【大きくなって戻っておいで】大林組JV、岩手県釜石市でサケの稚魚放流会参加

 三陸沿岸道路・吉浜釜石道路工事を施工する大林組・富士ピー・エスJVは17日、岩手県釜石市唐丹町の「唐丹第2高架橋(仮称)」現場近くで行われたサケの稚魚放流会に参加した=写真。

 唐丹第2高架橋が架かる片岸川の上流にはサケふ化場があり、毎年4月中旬、地元の唐丹町漁業協同組合と唐丹小学校の児童が稚魚約10万匹を放流している。今年は全校児童約50人が片岸川を訪れた。

 大林JVは工事着手以来3度目の参加。午前中の作業を休止し、児童らの安全を確保しながら放流会をサポートした。

 大林JVの松野徹所長は「地域の皆さんが信頼してくださり、恒例行事に参加できた。現場はもうすぐ工事終了を迎えるが、吉浜釜石道路開通まで安全第一で作業を続けたい」と話していた。

 トンネルと橋梁を主体構造物とする吉浜釜石道路は14年9月に荒川トンネル(延長1169メートル、構造物名はいずれも仮称)から起工し、唐丹第1トンネル(465メートル)、唐丹第2トンネル(521メートル)、唐丹第1高架橋(橋長306メートル)が完成した。残る唐丹第2高架橋(352メートル)も完成間近となっている。

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