2017年5月11日木曜日

【使命とやりがい再確認】関電工社員、南極観測隊任務終え帰国

南極での活動を終え帰国した岡本さん㊧と内山さん
関電工の社員2人が南極観測隊の任務を終えて帰国した。営業統轄本部品質工事管理部の岡本龍也さんと内山宣昭さんで、岡本さんは第57次越冬隊(任期15年12月~17年3月)、内山さんは第58次夏隊(16年11月~17年3月)に参加。基地内の電気・空調設備の設営や保守管理などを担当してきた。

昭和基地で作業する岡本さん
(提供:関電工)
南極での活動について、岡本さんは「現地では予期していなかったトラブルにも多く遭遇した。これまで経験したことのない設備工事にも携わり、苦労も少なくなかった」と振り返った。一方、「現地で生活を送る中、自分が電気というライフラインを守っているということを改めてかみしめた」と話した。

昭和基地の看板前での一枚
(提供:関電工)
内山さんは「4カ月という短い期間だったが、南極の厳しい環境は想像を超えており、肉体的にも精神的にもつらかった。それでも昭和基地の設備工事を通じ、環境を維持・改善していることにやりがいを感じた。今後、機会があれば越冬隊として参加したい」と語った。

 同社は1986年の第28次から越冬隊に21回、夏隊に9回、社員を派遣。現在も東京営業本部東京総支社西部支社の齋藤健二さんが18年3月まで越冬隊として参加している。

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