2017年5月10日水曜日

【建設業界は「人の役に立つ」が首位】マイナビ、大学生の業界イメージ調査結果発表

就職・転職情報サービスを展開するマイナビは、18年卒業予定の大学生と大学院生を対象に、業界イメージ調査を実施した。

 建設・設備工事業界に対する回答を見ると、プラスイメージは「人の役に立つ」が34.4%で最も多く、続いて「社会全体への影響」(22.1%)、「社会貢献・環境への取り組み」(19.7%)、「宣伝力・ブランドイメージ」(17.7%)の順だった。 一方、マイナスイメージは回答者の32.1%が「休日・休暇・労働時間」を挙げ、「女性の活躍」(20.2%)や「給与・待遇」(11.5%)の回答割合も多かった。

 この調査は全国の大学・大学院に通う学生を対象に実施。ウェブのアンケートフォームに入力してもらう方法で1773人から回答を得た。調査時期は4月12~18日。回答数は文系男子358人、理系男子453人、文系女子454人、理系女子508人。現在就職活動に入っている大学4年生と大学院2年生にターゲットを絞っている。


回答者全体のうち、就職先として建設・設備工事業界を検討した割合は12.6%。インターンシップ(就業体験)や個別セミナー、面接などを通じて業界へのイメージが変化したかどうかは、6.1%が「良い方向に変わった」、17.4%が「変わらない」、3.6%が「悪い方向に変わった」とした。

 良い方向に変わった理由は「インターンシップでとても親切に研修してくれた」「文系でも活躍できるフィールドがあると分かった」「想像していたより泥臭くなかった」など。一方、悪い方向に変わった理由には「長時間労働が多いと感じた」「転勤が大変そう」「改革やイノベーションが感じられない」などの回答が寄せられた。

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