2017年9月1日金曜日

【国際線機能をさらに強化】羽田空港T2国際線施設、大成建設で10月着工

日本空港ビルデングは8月31日、「東京国際空港第2ターミナル国際線施設建設工事」の施工者を大成建設に決めたと発表した。

 3月から指名・公募併用型見積もり合わせで発注手続きを進めてきた。契約金額は非公表。7月から準備工事に着手しており、10月ごろの本体着工、20年1月の竣工、同3月の供用を目指す。

 工事は羽田空港の機能強化の一環で、建設地は東京都大田区羽田空港3丁目の第2ターミナル地区。国際線の旅客ターミナル施設の増築と既存施設の改修を行う。

 工事規模は増築部分がS一部SRC造地下1階地上5階建て延べ約6万平方メートル、既存建物の3階上部の増築部分がS一部SRC造2階建て延べ約7200平方メートル、既存建物の改修部分がS一部SRC造地下2階地上5階建て延べ約2万1000平方メートル。

 工事内容は建築、電気設備、情報・通信設備、空気調和・換気設備、給排水衛生・消火設備、昇降機設備、特殊機器設備、爆発物検知装置、外構整備の増築・既存改修工事一式。

 設計・監理は梓設計・安井建築設計事務所・ペリクラークペリアーキテクツジャパン(PCPJ)JVが担当。技術アドバイザーとして三菱地所設計が参画している。

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