2017年9月29日金曜日

【代々木競技場耐震改修は不落に】選手村整備、国産材無料提供に43件名乗り

東京・晴海にある選手村建設地(ⓒ tokyo2020)
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年東京五輪の選手村関連施設「ビレッジプラザ」(中央区晴海4)の整備で用いる国産木材の無償提供者の公募に、43件(64自治体)の申し込みがあったと明らかにした。ビレッジプラザの整備に必要な数量をおおむね確保できる応募数としている。10月中旬に協力自治体を決定・公表する。

 ビレッジプラザは、五輪の出場選手と関係者(メディア、VIPなど)が出入り可能な木造主体の仮設施設とする計画。18年に実施設計、19年に本体工事を進め、五輪までに完成させる。使用した木材は五輪後に協力自治体に返却し、大会のレガシー(遺産)として残していく。
 日本スポーツ振興センター(JSC)は、6日に一般競争入札(WTO対象)を開札した「国立代々木競技場耐震改修工事」が不落になったことを明らかにした。

 応札者すべての入札金額が予定価格を上回ったため。2020年東京五輪の競技会場として使用することから、12月中の契約締結を目指し再公告の手続きに入る。

 代々木競技場(東京都渋谷区神南2の1の1)の第1体育館と付属棟、第2体育館を耐震改修する。工期は19年7月31日を予定していた。

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