2017年10月19日木曜日

【選手村ビレッジプラザに使用】東京五輪組織委、国産木材無償供給者に62自治体選定

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年東京五輪の選手村関連施設「ビレッジプラザ」(中央区晴海4)の整備で使用する国産木材の無償供給者の公募で、全国の地方自治体から41者(計62自治体)を選定した。連名による応募は1者として扱っている。

 全国の木材をビレッジプラザのさまざまな箇所に使用することで、社会の多様性と調和を訴える。五輪の出場選手や大会関係者向けの日用品などを販売する木造の仮設施設とする計画で、メディアセンターなども配置する。

 18年に実施設計、19年に本体工事を進め、五輪までに完成させる。基本設計は日建設計が受託している。ビレッジプラザは五輪後に解体し、使用した木材を大会のレガシー(遺産)として各自治体に返却する。木材の供給単位別の提供者は次の通り(連名は1者扱い)。

 【棟単位】

 ▽岩手県▽山形県▽岐阜県、岐阜県関市、同中津川市、同郡上市、同下呂市、同白川町、同東白川村▽熊本県▽宮崎県日南市▽東京都

 【部材単位】

 ▽北海道紋別市▽同下川町▽同置戸町▽同遠軽町▽青森県▽岩手県宮古市▽宮城県登米市▽秋田県▽秋田県大館市▽山形市▽山形県金山町▽福島県▽栃木県、栃木県鹿沼市、同日光市▽千葉県▽相模原市▽神奈川県秦野市▽新潟県、新潟県柏崎市、同十日町市、同村上市、同糸魚川市、同上越市、同湯沢町、同関川村

 ▽山梨県▽長野県根羽村、同川上村、同天龍村▽静岡県▽静岡市▽静岡県浜松市▽同小山町▽和歌山県▽鳥取県▽同智頭町▽島根県▽岡山県▽徳島県▽愛媛県西予市▽高知県、高知県香美市、同大豊町▽長崎県▽大分県、大分県日田市、佐伯市▽宮崎県▽鹿児島県。

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