2018年2月28日水曜日

【観客席数5000以上、メインスタンドに屋根も】太田市運動公園陸上競技場整備DB、契約候補者に石川建設

群馬県太田市は、公募型プロポーザル方式で選定していた「太田市運動公園陸上競技場整備事業」の契約候補者を石川建設(群馬県太田市)に決めた。

 3月中にも契約する。発注はDB(設計・施工一括)方式。27日の市議会に同社の提案概要などを報告した。完成イメージは28日以降、市のホームページに掲載する予定。

 老朽化している太田市運動公園陸上競技場を現在地(飯塚町1059の1)で改築・改修する。11月から既存スタンドの解体工事に着手。19年2月以降、本体工事に入り、20年3月の完成を目指す。

 石川建設の提案によると、観客席は新設するメインスタンド(RC一部S造3階建て延べ約4000平方メートル)に約3600席を設置する。既存のバックスタンド600席、芝生席2400席も引き続き確保。現在の5000席を上回る規模となる。メインスタンドを覆う屋根も設ける。グラウンドは陸上競技場第3種公認継続検定による公認を受けるため改修工事も行う。

 市は選定理由として「観客席数の多さ」を最大の理由に挙げた。17年12月にラグビートップリーグの試合が陸上競技場で行われ、約4200人が来場した。「今後もラグビートップリーグの開催を想定しており、陸上競技団体、ラグビー団体などの意見も聞きながら今後の設計に反映させたい」とした。

 事業費(予定額)は設計(既存解体・新設の設計、地質調査、測量含む)5550万円、工事12億3100万円。工事監理1350万円の計13億円。

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