2018年3月23日金曜日

【地域を守る建設業】首都圏で積雪、地元建協が除雪作業に奮闘

 発達した低気圧が本州南岸を移動した影響で首都圏は21日、山間部を中心に積雪に見舞われた。

 神奈川県箱根町の国道1号芦之湯では午後6時に積雪44センチを記録。交通機関がまひする中、外国人も含む多くの観光客の足を確保するため、湘南建設業協会の会員企業が夜を通して除雪作業に当たった。

 神奈川県箱根地区では、季節外れの大雪で鉄道やバスが運休となった。神奈川県の要請を受けた湘南建設業協会からは三浦組、箱根建設、三和建設、勝俣組の4社で約50人が除雪に出動。箱根地区の国道1号、138号など13路線、計95・6キロで作業を行った。

 群馬県建設業協会は会員企業が22日朝から、国道299号神流町神ケ原(積雪15センチ)で除雪作業に従事。渋川松井田線・榛名カーブでの凍結防止剤散布や、桐生市、上野村などでの道路パトロールに出動した。

□関東整備局横浜国道/雪害対応功労で24社に感謝状□

 関東地方整備局横浜国道事務所は22日、事務所管内の除雪作業に出動した24社に感謝状を贈った。

 1月22~23日と2月1~2日の降雪時に、重機や人力で除雪・路面凍結解消などの雪害対応に活躍した。贈呈式では淡中泰雄所長から各社の代表に感謝状が手渡された。

 雪害対応功労者は次の通り。

 ▽東建設▽安藤ハザマ関東土木支店▽エス・ケイ・ディ▽大野建設▽大林組東京本店▽鹿島道路横浜支店▽木本建興▽熊谷組首都圏支店▽国土開発工業▽小雀建設▽全日本レッカー協会▽大成建設横浜支店▽東京鋪装工業関東第一支店▽戸田道路▽巴コーポレーション▽奈良建設▽西松建設関東土木支社▽日工▽NIPPO関東第一支店▽日立造船東京本社▽前田道路東京支店▽前田道路西関東支店▽宮内建設▽宮川興業。

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