2018年3月29日木曜日

【18年度に基本計画策定】山梨県、リニア駅周辺のイメージ図公表

 山梨県が甲府市大津町に設置予定のリニア中央新幹線駅周辺を対象にした街づくりイメージを公表した。

 2月に「リニア駅周辺整備基本計画策定業務」を受託した日建設計シビル・三菱UFJリサーチ&コンサルティングJVが提案した企画案。実際の機能や配置、デザインなどは今後、リニア環境未来都市創造会議(会長・中井検裕東京工業大学大学院教授)で検討し決定する。基本計画は18年度中の策定を予定している。

 街づくりイメージの対象地域は、2027年の開業を目指しJR東海が建設中のリニア中央新幹線に設置される「山梨県駅」(仮称、甲府市大津町)周辺。県が17年3月にまとめた「リニア環境未来都市整備方針」によると、駅周辺は県の新たな玄関口として観光交流・産業振興エリア(敷地面積約10万5000平方メートル)と交通エリア(約14万平方メートル)に区分し、施設を整備する。

 事業手法は民間の資金やノウハウの活用を検討する。このほか防災対策やクリーンエネルギー・県産材の利活用なども検討するとしている。

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