2018年7月11日水曜日

【工事規模は250億~300億円】東京五輪IBC・MPC整備(江東区)、アセス評価書案公表

東京都は、2020年東京五輪に向け整備を計画している国際放送センター(IBC)とメインプレスセンター(MPC)の環境影響評価(環境アセス)書案を公表した。五輪期間中だけ使用する仮設施設として、江東区にある東京ビッグサイトの既存展示棟などの一部を造り替える。工事予定期間は19年1月~20年11月。

 工事場所は江東区有明3。東京ビッグサイトの東展示A棟、同B棟、東新展示棟をIBC、会議棟と西展示棟をMPCとして活用する。内装を改修し、オープンスペースやプレハブ、テント、ユニットハウス、設備架台などの仮設施設も配置する。周辺にはバスターミナルと駐車場を設ける。
 着工後、20年6月までの整備完了を目指す。IBCは世界各国に映像と音声を配信し、MPCはメディア関係者の拠点となる。五輪後の解体工事は同11月までに終える。

 工事発注業務は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が担当している。4月に「IBC/MPC整備工事」の一般競争入札を公告し、6月22日に開札した。工事規模は250億円以上300億円未満。現在契約手続き中で、契約後に施工者を公表する。

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