2018年7月25日水曜日

【デミー&マツ、今回は秘密基地に潜入】噂の土木応援チーム、児童らに消波ブロックの役割紹介

 日本の土木の大切さや魅力を伝えるため土木技術者2人で結成したボランティア団体「噂の土木応援チームデミーとマツ」(出水享、松永昭吾共同代表)は22日、大分県臼杵市の不動テトラ機材センターで「テトラポッドの秘密基地に潜入!」を開いた。

 地元の小中学生の親子約40人が参加し、波を軽減する消波ブロックの役割などを学んだ。

 今回のイベントは、不動テトラと太平洋セメントの協力の下、学校では学べない土木体験イベントを通して多くの子どもたちに土木の役割、土木の大切さや魅力を伝えるために開催。参加した児童たちは、実際に消波ブロックを製作するなど普段触れる事のない波から護岸海岸を守る土木への理解を深めていた。

不動テトラ九州支店の鹿野健ブロック環境営業部部長が消波ブロックの役割について説明。続いて、機材センターと大分県建設業協会臼杵支部・津久見支部の指導のもと、0・5トンのテトラポッドと石膏を使用したミニテトラポッドの製作体験を行った。

 参加した子どもからは「初めてコンクリートでつくって楽しかった」「台風とかから陸を守るテトラポッドの役割が分かった」、保護者からは「土いじりが好きな子は多いと思うがコンクリートいじりの好きな子が増えるといい」「単なるイメージ体験だけでなく本物に触れることができ、子どもにいい影響を与えることができた」といった声が聞かれた。

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