2018年8月10日金曜日

【シリーズ・国のかたちを考える2018】エッセイスト・女優・一青妙さん

 ◇100年後、200年後の暮らし支える◇

 土木の世界を知ったのは、日本人土木技師・八田與一(1886~1942年)の生涯を描いたアニメ映画「パッテンライ!!南の島の水ものがたり」(石黒昇監督、2008年公開)に、與一の妻・外代樹役の声優として出演したのがきっかけだった。

 台湾・嘉南平野を豊かな穀倉地帯に変えた「烏山頭ダム」の建設を指揮した八田は、台湾で教科書に載るほどの有名人だが、日本での知名度はそこまで高くない。私もそれまでは知らなかった。09年に台湾での上映会に招かれ、初めて烏山頭ダムを見て、土木技術者の偉大さを感じた。

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