2018年9月13日木曜日

【キャドセンターら3社、高精度3Dマップ発売】東京23区の夜景、3Dでリアルに再現

窓ガラスの反射光もリアルに再現した
日本創発グループの連結子会社・キャドセンター(東京都千代田区、清水宏一社長)ら3社は、3次元(3D)都市データ「REAL 3DMAP TOKYO 夜景」の販売を開始した。映画やテレビドラマ、不動産関連などさまざまな用途に活用できる。

デジタル地図データを販売するインクリメントP(東京都文京区、神宮司巧社長)、パスコと共同作製した。

 提供中の3D都市データ「REAL 3DMAP TOKYO」の夜景版。測量データや地図、航空写真を元に地形や建築構造を高精度に構築した3Dモデルデータ「MAPCUBE(R)」をベースに、東京23区すべての建物をフルテクスチャー化。窓ガラスの反射までリアルに再現した。

 夜景の実写空撮では光量の関係上、画像にノイズが出やすいなどの課題があった。今回提供を開始した夜景版では夜景ならではの光をリアルに再現。街や道路ごとに異なる光の色合いや照度を、実際の動画や写真と比較して細かく調整した。

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