2018年10月16日火曜日

【サムライブルーの新拠点、施工は戸田建設】JFA、ナショナルフットボールセンター(千葉市美浜区)の建設に着手

 日本サッカー協会(JFA、田嶋幸三会長)は千葉市美浜区の県立幕張海浜公園内で計画する「(仮称)JFAナショナルフットボールセンター」の建設工事に着手し、14日に現地で起工式を開いた。

 19年12月の完成を目指す。設計監理は三菱地所設計・戸田建設JV、施工は戸田建設、CM(コンストラクションマネジメント)は山下PMC・オオバJVが担当する。グラウンドの工事は東亜道路工業が施工する。

 式典には田嶋会長のほか、山下PMCの川原秀仁社長、三菱地所設計の竹内晋一副社長、戸田建設の今井雅則社長らが出席。来賓として千葉県の森田健作知事、千葉市の熊谷俊人市長らも同席した。関係者による鍬入れで工事の無事完了を願った。

 田嶋会長は「日本代表の拠点であり、サッカーに関わるあらゆる知見の集まる施設にしていきたい」とあいさつ。川原社長は「プロジェクトの成功は関係者全員の協力が必要だ」と述べた。竹内副社長は「関係者とタッグを組み、いい施設を造りたい」と話し、今井社長は「全社を挙げて工事に取り組み、満足いただける施設を建設する」と語った。森田知事は「この施設を機にわれわれもサッカーと千葉両方の魅力を発信していきたい」と述べた。

 建設地は美浜1の1(敷地面積12万3518平方メートル)。JFA創立100周年記念事業で、選手や指導者育成などの拠点施設となる。

 ラウンド4面(うち天然芝2面)やクラブハウス棟(S造2階建て延べ4319平方メートル)、フットサルアリーナ棟(RC一部骨組膜構造平屋1582平方メートル)などを建設する。グラウンド工事のうち、A、Bピッチは戸田建設の協力会社として東亜道路工業が実施する。CピッチはJFA、Dピッチは千葉県サッカー協会が事業主体となって同社が整備する。

 隣接地にはサンフジホールディングスによるスポーツスパ棟の建設も計画されている。建物の規模はS造2階建て延べ3067平方メートルを想定。19年2月の着工、同年12月の完成を目指す。設計は玉岡設計が担当。施工は未定。

1 件のコメント :

  1. はじめまして。
    懐かしい映像見つけました。森保監督やカズさんがA代表の頃です。
    https://youtu.be/KmMZ3SvX8BA

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