2018年10月24日水曜日

【メインスタンドは4階建て想定】総合球技場建設(甲府市)、基本計画検討委に球技場配置イメージ提示

山梨県は19日に開いた総合球技場基本計画検討委員会(会長・清水一彦山梨県立大学学長)に、甲府市の小瀬スポーツ公園周辺に建設を予定している総合球技場の配置イメージ図を提示した。

 84×124メートルのピッチを備えた球技場は、サッカーやラグビー、アメリカンフットボールなどの国際試合に対応する。収容人数は2万人程度。概算建設費は80億~140億円程度と見積もっている。年度末にも整備基本計画を策定する。

 委員会で示された資料によると、球技場東側のメインスタンドは4階建て。1階部分に選手エリア、運営エリアなどを設置する。2階以上に観客席、VIPエリア、ビジネス(会議室)エリアを設ける。サイドスタンドとバックスタンドは2階建て。トレーニング区域や、観客席のほか民間の飲食・物販施設などを配置する。

 球技場に併設する施設の整備条件は芝生練習場約400平方メートル、アリーナ500~600平方メートルなど。球技場は大規模地震の発生に備え施設耐震を実施するとした。
球技場の整備と運営はPFI方式の導入を前提としている。小瀬スポーツ公園の東側現第三駐車場(245×135メートル)の敷地に加え、新たな用地取得が必要になる。施設配置は二つの案が出された。公園側にアリーナを寄せ、スタジアム東側に駐車場、北側にイベント会場を設ける案で方針を定めた。基本構想および基本計画策定業務は日本総合研究所が担当している。

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