2018年10月1日月曜日

【施工は竹中工務店JV】パシフィコ横浜(横浜市西区)、展示ホールの大規模改修完了

 横浜市西区のみなとみらい(MM)21地区にある複合コンベンション施設「パシフィコ横浜」で展示ホール(ホールA・B側)の改修工事が完了し、9月27日に報道陣向けの説明会と内覧会が開かれた。

 内覧会でパシフィコ横浜の中山こずゑ社長は「開業から27年で初の大規模改修を行った。利用しながら工事を進めたため時間がかかったが、主催者と来場者の両方に使いやすく満足してもらえるホールになったと思う」とあいさつした。

 改修工事では、天井照明のLED化による調整機能の追加をはじめ、床面アンカーボルトの除去やコンコース側大扉のシャッター化、省エネ対応などを実施。商業施設として焼きたてのピザが味わえる店舗も出店した。施工は竹中工務店・工藤建設JVが手掛けた。

 パシフィコ横浜は、1991年に完成し国際会議場、展示ホール、ホテルで構成。経年劣化に対応し建物の安全性を高め、設備も最新機器に更新した。国内外からの会議・イベント誘致を目指し、2030年まで改修が進められる。20年春の完成を目指し新施設「パシフィコ横浜ノース」が竹中工務店・小俣組JVの施工で建設されている。隣接地ではリゾートトラストが「ザ・カハラホテル&リゾート」を計画しており、鹿島で工事に入っている。

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