2018年10月18日木曜日

【地元企業が新潟三越の土地建物購入】篠田昭新潟市長、地域活性化へ支援表明

 新潟市の中心市街地にある百貨店「新潟三越」の土地建物について、地元建設会社の廣瀬(新潟市西区)が、三越伊勢丹ホールディングス(HD)と購入契約を交わし、取り壊した上で再開発を進めるとの見通しを示した。これを受け、新潟市の篠田昭市長は「市としても応援したい。居住、にぎわいの要素を持った複合的な魅力ある建物を造っていただけると期待している」と述べた。

 市ができる再開発の後押しについて「どのような支援メニューがあるのか国と意見交換を行い早急に一覧にしたものを示したい」と話した。新潟三越の再開発については、全国的なデベロッパーも交えた勉強会を行っていたことを表明。「デベロッパーの知恵と力をいただけるのではないかと考えている」と語った。

 三越伊勢丹HDは9月、20年3月に新潟三越を閉店し、土地建物を売却するとの方針を示していた。所在地は中央区西掘通5の866。土地は約5000平方メートル、建物は地下1階地上9階建て。

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