2018年11月5日月曜日

【回転窓】季節の変わり目、運動で健やかに

「ジャンプして手拍子に合わせて着地だよ、パンッ♪パンッ♪パンッ♪」。近所の少年サッカーチームの練習場から元気な声が聞こえてくるようになった。サッカー経験者でもあるダンススクールの先生がボランティアで指導していると聞いた▼リズムに合わせて体を動かすと、子供は脳と体の発育が特に促されるという。世界トップのサッカー選手は独特のリズムを刻んでドリブルしているそうで、「ダンスでサッカーうまくなるの?」と疑問だった子どもたちも、真剣に先生をまねるようになったそうだ▼建設業向けにも体を動かす教材がある。その一つが「けんせつ体幹体操」。腰をひねる腹斜筋のストレッチやバランスを崩さずに脚を抱え込むレッグリフトなど、初級編と上級編がある▼この体操は労働災害を減らそうと、徳島県建設業協会の働き掛けで業界団体による製作委員会が組織され、16年夏に完成した。今夏には技術系高校の運動部が参加する講習会が開かれ、建設業を知ってもらうツールとしても役立っている▼明後日は二十四節気の立冬。季節の変わり目を健やかに過ごせるようもう少し体を動かしてみよう。

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