2018年11月20日火曜日

【団体28チーム、女性剣士15人が技競う】建設業剣道大会、RFテクニカが団体戦2連覇達成!!

 ◇女子個人、工藤選手(伊田テクノス)が初優勝◇

 第39回建設業剣道大会(日刊建設工業新聞社後援)が18日、東京・東新橋の日本通運武道場で行われた。団体戦に18社28チーム、女子個人戦は15人が出場。団体戦は決勝戦でアールエフテクニカ(東京都渋谷区、宮原禎社長)Aチームが清水建設Aチームを下し、2連覇を果たした。女子個人戦は伊田テクノスの工藤礼佳選手が初優勝に輝いた。

 開会式の冒頭、大会委員長を務める小倉隆氏(大成建設管理本部)は「150人を超える剣士の皆さんの日ごろの努力、たゆまない精進に深く敬意を表す。普段の稽古の成果を遺憾なく発揮し、良い試合を期待する」とあいさつした。

 来賓の祝辞に続き、昨年の団体戦を制したアールエフテクニカ剣道部主将の飯田竜矢選手が「同業者の皆さんとの交流も深め、有意義な大会になるよう全力で臨み、正々堂々最後まで戦い抜くことを誓います」と選手宣誓した。

 団体戦は、午前の予選リーグを勝ち抜き▽安藤ハザマ▽シンドウA▽同B▽鉄建建設▽五洋建設A▽アールエフテクニカA▽伊田テクノスA▽同B▽大成建設▽清水建設A-の10チームが決勝トーナメントに進出。決勝戦では4大会ぶりの優勝を狙う清水建設Aチームに競り勝ち、アールエフテクニカAチームが優勝杯と日刊建設工業新聞社杯を手にした。

 同社剣道部の監督を務める宮原社長は「昨年の優勝から1年頑張り、ここでまた一つ結果を残せてよかった。これからも1試合1試合頑張ります」と喜びを語った。大将を務めた神崎力選手は「対戦相手の方々といい剣道ができたのがうれしい」と述べた。3位はシンドウBと伊田テクノスBだった。

 女子個人戦の決勝は、伊田テクノスの工藤選手が同門の小林日南乃選手を下した。3位も同社の松本実姫、高橋杏奈の両選手となり、入賞を独占した。工藤選手は「みんなと練習してきた成果が出せてよかった。連覇できるように今後も頑張りたい」と語った。

 閉会式では中田琇士審判長(関東管区警察学校名誉師範、江戸川区剣道連盟副会長)が「大変内容が濃く、練度の高い試合を見せていただいた。次を目指して頑張ってほしい」と講評し、大会を締めくくった。

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