2018年12月19日水曜日

【準備組合が発足】渋谷桜丘地区再開発(東京都渋谷区)、事業協力者に東急不

東京都渋谷区の渋谷駅西側に広がる桜丘町地区で新たな再開発事業が動きだした。

 総延べ25万平方メートル超の再開発ビル群を建設する「渋谷駅桜丘口地区」と超高層複合ビルのセルリアンタワーに挟まれた約2・1ヘクタール区域の地権者が11月、「ネクスト渋谷桜丘地区再開発準備組合」(木津秀幸理事長)を設立。再開発の実現に向けた検討に本腰を入れている。

 建物規模やスケジュールは未定。準備組合は事業協力者として東急不動産を選定し、14日に協定を結んだ。

 対象区域は国道246号の南側に位置する桜丘町16~18、23の一部、24、25の一部。国道246号を挟んだ北側には建設中の複合施設「渋谷フクラス」(道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業)が隣接。

 同地区は以前から「桜丘ウエスト地区」として準備組合が再開発を検討してきたが、7月20日の臨時総会で解散。新たにネクスト渋谷桜丘地区として再開発の検討を仕切り直すことにした。権利者総数は58人。うち7割が準備組合に加入している。

 建物の導入機能などは、東側に隣接する渋谷駅桜丘口地区の再開発ビル群との住み分けや連携を模索しながら今後検討していく。

 渋谷駅桜丘口地区とネクスト渋谷桜丘地区は、再開発によって代官山エリアや恵比寿エリアとの回遊を促すようなゲート機能を果たすことが期待されている。東急不は渋谷駅桜丘口地区の組合施行の再開発にも組合員、参加組合員として携わっている。

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