2018年12月25日火曜日

【洋服や家具のリサイクル拠点に】首都高高架下利用デザインコンペ、最優秀に法政大学

 東京建築士会(近角真一会長)は、東京・東池袋周辺を通る首都高速道路の高架下利用を目的とした「としまアンダーハイウェイ・デザインコンペ」の受賞作品を決めた。

 最優秀賞に「リサイクルセンターイケブクロ」(法政大学下吹越武人研究室+A.A.E)を選出。不用になった洋服や家具などを保管し、再生した上で販売するアイデアを提案した。

 デザインコンペは45作品の中から、最優秀1点、優秀2点、佳作2点の計5点を選んだ。リサイクルセンターは、△古着や雑貨などを保管するストックヤード△職人の手で再生するファクトリー△再生した商品を販売するギャラリー-の三つの機能で構成。アーティストや文化人が多く集う池袋の地域特性を生かし、近接する東京芸術劇場の大・小道具も展示できるという。

 東京都内で20日に開いた公開審査で、審査委員長の建築家・隈研吾氏は「実現性が高く、より一歩踏み込んだ作品だ」と評価した。

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