2018年12月21日金曜日

【施設規模は総延べ10万㎡】宇都宮駅東口地区整備、19年1月にも野村不らと事業契約

宇都宮市は19年1月にも、JR宇都宮駅の東口にある市有地で計画している宇都宮駅東口地区整備事業で、野村不動産を代表とする企業グループ「うつのみやシンフォニー」と事業契約を結ぶ。

 官民連携でコンベンション施設を核とする複合開発を進めるプロジェクト。施設規模は総延べ約10万平方メートルを見込んでいる。先行する施設は来秋にも着工する予定だ。

 計画地は宮みらい1ほかの約2・6ヘクタール。計画によると、公共施設として市のコンベンション施設(4階建て延べ約1万2000平方メートル)や、市営駐輪場(3階建て延べ約4000平方メートル)、交流広場が整備される。

 民間施設は商業・業務や宿泊機能などが入る複合施設(14階建て延べ約2万7000平方メートル)をはじめ、生活サポート機能や業務・宿泊機能で構成する複合施設(25階建て延べ約3万4000平方メートル)、高度専門病院(6階建て延べ約8000平方メートル)、分譲マンション(20階建て延べ約1万4000平方メートル)が予定されている。

 事業契約で市や同グループが実施すべき事項や権利などを定める。同グループは、高度専門病院の建設工事から着手する見通しとなっている。

 野村不動産以外のグループ構成企業は次の通り。

 ▽民間施設所有者=北関東綜合警備保障、住友商事、JA三井リース建物、ビッグ・ビー、脳神経脊髄脊椎外科サービス▽公共施設設計=アール・アイ・エー、AIS総合設計、隈研吾建築都市設計事務所

 ▽公共施設建設=中村土建、前田建設、増渕組、渡辺建設▽コンベンション運営=五光宇都宮店、コンベックス、JTBコミュニケーションデザイン、野村不動産パートナーズ。

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