2019年1月24日木曜日

【歴代車両やジオラマなど展示】ロマンスカーミュージアム(神奈川県海老名市)、21年春完成めざし起工

 小田急電鉄が神奈川県海老名市で計画しているロマンスカーミュージアムの建設工事が始まり、23日に現地で安全祈願祭が行われた。

 式典には小田急電鉄の星野晃司社長をはじめ、基本設計・監修を担当するUDSの中川敬文社長、実施設計と施工を担うフジタの奥村洋治社長と篠原孝一専務執行役員東日本支社長らが出席。神事では中川社長が鎌、星野社長が鍬、奥村社長が鋤を入れ、工事の無事を祈願した。

 式典後、奥村社長は「小田急電鉄の歴史を展示するメモリアルな建物になる。工事期間中、駅利用者の皆さまに決してご迷惑を掛けない施工計画を立てる。社員一丸となり心を込めて造りたい」と決意を述べた。

 ロマンスカーミュージアムは、小田急小田原線海老名駅の隣接地(めぐみ町)に整備する。約4000平方メートルの敷地面積に、S造2階建て延べ約4400平方メートルの施設を建設する。「子どもも大人も楽しめる鉄道ミュージアム」をコンセプトに、ロマンスカーの歴代車両を展示するほか、ジオラマや鉄道運転シミュレーターなど多彩なコンテンツを配置し、小田急線の歴史を後世に伝える役割を担う。完成は21年春を予定している。

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